①インフルエンザウイルスと口腔内細菌

最終更新: 2019年12月17日


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今回はインフルエンザウイルスと口腔内細菌の関係についてお話します。


咽頭部を含む口腔内細菌の中には、インフルエンザウイルスの侵入をサポートする細菌が存在します。


では、どのように口腔内細菌がインフルエンザウイルスの侵入をサポートするのでしょうか?


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上気道粘膜には、季節型インフルエンザウイルスや、風邪ウイルスを吸着させるレセプター(受容体)が数え切れないほど存在します。


普段これらのレセプターは、唾液などの糖たんぱく質に覆われ隠れています。


しかし、デンタルプラーク(歯垢)や歯周ポケット内の細菌、咽頭部の細菌のたんぱく質分解酵素や内毒素によってレセプターを覆う糖たんぱく質が溶かされてしまいます。


するとウイルスレセプターが丸出しになり、ウイルスを吸着しやすくなるのです。


アメリカ、イギリスで行われた調査では、口腔内に感染症のあるグループの72%がインフルエンザに罹患し、口腔に病気がないグループで罹患したのは32%であったことが報告されています。


口腔内を清潔に保つことが、インフルエンザや風邪の予防につながります。


参考文献:史上最大の暗殺軍団デンタルプラーク


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東邦歯科診療所

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